下記の事を守れない方を始め、粗野な行動をする方
他に迷惑をなす方の参加は、ご遠慮戴きます

当道場での作法や、決まりごとを判り易く、『五輪の書』に例えて、ご紹介をしています。


その1  お互いに挨拶は、気持ちよく、はっきりとする事。

その2  道場に出入りをする時には、まずは正面に。
     神前がある場合には、必ず神前に向かって礼をする事。

その3  稽古始め又は終りに、礼をする場合の席順について。
     正面(神前のある場合は、その方)に向かって右(上座)より、先輩から順に席を取るべ
     し。
     左(下座)まで一杯になったら、改めて後列の上座より席に着く。
     ※先輩より先に席に着く場合には、必ずあらかじめ目安を付けた位置に席を着け、順次譲る
     事。

 指定される稽古場が、いつも道場であるとは限りません。
 スタジオの方が、どちらかといえば多いのではないのでしょうか。
 日本の武道の稽古場の席順は、基本的にはこのようになります。
 その3にある『先輩』についてですが、これは「先に稽古を始めた人」という意味ですので、実力や、年齢の先輩ではありません。


その1  木刀等の稽古用道具は、出来る限り自分の物を使用するべし。
     携帯する際には、必ず袋に入れる事。

その2  稽古着は清潔で動きやすい物を着用し必ず、帯刀する為の帯又はバンドを装着するべし。
     汗をかいた時の着替え等も、必ず用意する事。

その3  着替えをした後には、貴重品の管理は各自でするべし。
     必ず目の届く所に置くなどして、自衛する事。

 貴重品に関しては、ロッカーのある所は良いのですが、道場などには余り設備されておりません。
 人の出入りが多い場所であり(道場の修繕やら安全点検やら、見知らぬ人が入って来る場合もあるので)荷物の置く位置によっては、置き引きの危険性があります。
 被害にあっても責任が持てませんので、各自で危険回避を心掛けてください。

 木刀の携帯に付いては、袋に入れる等しませんと『銃刀法違反』になってしまいます。
 最近では木刀を購入する際には結構、武道具屋さんの方でも袋の購入を勧めているようです。
 (一袋500円程度)

 また、稽古着についてですが、よく汗だくのまま、着替えずに稽古をしている方が居ます。
 着替えてはいかがですか、と声を掛けるとたまに「(そんな事をしなくて)いいよ」という返事が帰って来ることがあります。
 貴方はそれで、良いのかも知れません。
 ですが、その汗だくの人を相手に稽古をしなくてはいけない人の方が、良くない場合があるのです。

 特に夏の場合は、Tシャツ一枚で稽古をしたりすると、絞れる程の汗をかきます。
 全身から汗をかく訳ですから、その腕など「ぬらぬら」です。
 『その手を取って技の稽古をする』訳ですから、相手の気持ちをどうぞ、察してあげて戴きたいものです。

 人によっては、シャツの上に一枚羽織ってその上、手首にサポーターを巻いて気遣っていらっしゃる方もいます。


その1  稽古場で習い覚えた事は、『自分にとっての財産』と知るべし。
     分からない事や疑問などは、遠慮せずに指導員に質問する事。

その2  その疑問に答えたり、日によって変わる稽古人数に合わせて指導員は稽古内容を組む事にな    
     る。 よって、稽古時間に遅れない事。

 若駒の稽古場は、その日によって人数が大幅に変ります。
 なかなか指導員と言葉を交わすチャンスも、最近は限られて来ているようですが。
 どうぞ、疑問を家に持ち帰らずにその場で、解消できるよう心掛けて下さい。


その1  稽古場の器物を大切にするべし。
     建具、床などに傷を付けないように心掛ける事。

その2   玄関に入る際、またはトイレなどを使用する時に、履物はきちんと揃えて脱ぐべし。
      また、乱れてしまった時には必ず直すよう、心掛ける事。

その3   ガス・水道・電気の点検、そして戸締りなどは最後に退室(または退館)する者が、責任を
     持って行う事。

 稽古場では特に、長い物(六尺棒など)を扱っている場合には注意が必要です。
 長い物を扱う場合、視界にある先端の方(槍で言えば穂先の方)には注意できても、鐺(こじり)の方までには行き渡りません。
 窓ガラスや障子など。 当たらないようにしましょう。
 また、道場の床は板張りです。
 たとえ木刀でも強く当てたりすると、傷付けてしまう事もあるので注意しましょう。

 履物の始末は、林氏がいつも厳しく指導しています。
 武士は平素から履物はキチンと揃えるよう心掛けています。
 小さな事でも普段から注意を払う事が、肝要です。


その1  稽古場ではお互いに、怪我のないように心掛ける事。

その2   現場では。
      自分に無理だと思えることは殺陣師(又は擬斗師)に必ず、申し出る事。

 稽古場では、怪我のないよう、指導員一同心掛けています。

 ですが、昔より運動の機会が少なくなったからでしょうか。
 例えば運動会で『組体操』が危険だからと禁止される地域があったり、マット運動が同様の理由で廃止されたり。
 最近稽古場で(特に養成所のレッスン内において)、指導員が想像も付かないような怪我が発生したりするのです。

 例えば、後ろに転がるだけで頭を打ったり、酷い時には鎖骨を折ってしまった人が居ます。
 また、側転を試みた所。 そこは畳の上だったのですが、足首を捻挫したり、アキレス腱を切ってしまったという事もありました。
 木刀で前後に素振りをしていただけで、膝を脱臼してしまった人もいます。

 勿論殴り合いや、六尺棒や木刀を使っての稽古でも、思わず当ててしまった・・・という事態も有り得ます。
 それぞれが気を付けるのは当然ですが、万一に備えて『傷害保険』必ず加入して下さい。
 指導する者に責任を負え、保障しろと言われても負いかねます。
 最近は何かと言えば「裁判」というご時世ですが、そのような事はないようにお願いします。

 また現場では。
 他の人が簡単に出来る事でも、自分には無理だと思った場合には必ず申し出て下さい。

 決して、恥ではありません。
 無理をして怪我をする方が余程恥だと、心得てください。

 怪我をすると、(本人が出来なくなった為に、代わりの役者を呼んだり、スケジュールの変更を余儀なくされたり。 怪我をした本人も心苦しいでしょうが、現場にいる全ての方に)多大な迷惑を掛ける事になります。

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