『殺陣』の特訓☆~8月~

 今朝代々木公園の側を通っていたところ、ミンミン蝉の中にツクツクホーシの声が、混ざっていました・・・。 (T_T)
 も~う、はわゆサン、暑くって茹ってますぅ。
 今年の夏は、昨年も暑くて辛かったのに何だかいよいよ、辛いですね。
40-1.jpg【素手で、『一ヶ条(肘押え)』という技を、かけて戴いています。 写真左は、勿論林邦史朗先生。 右は、道場の癒し系で人気者の、オッチ~☆】  昨年の今頃は、膝を腫らして寝込んでいた・・・はわゆサンなんですが、今年は身体的には大丈夫なのですが、お家の事情(アパート経営)とか、なんだか色々様々な事が起こり過ぎ・・・。 (^_^;)

 私事になりますが、ヒットはやっぱり(!)
 壁とお風呂場に、なんと計5個の穴ぼこをあけて引っ越していった某・T中氏・・・。
 あんた、1年足らずしか、住んでないじゃんっ…!!!
 昨今は、敷金(部屋の修繕などに当てる、預り金)というモノがなくなってきた世の中。
 彼は一応、不動産屋さんには・・・謝罪をして行ったという事ですが★
 建物の持ち主にも、あやまらんか~いっっっ!!! (;一_一)

 普通、引越しの際には大家さんには挨拶をするものなのです。

 引越しをするとなると、どんなに手を尽くしても例えば、粗大ゴミとか。
 ビンや不燃ごみなど、引越し前に処分しきれなかったモノなど、出てきてしまうからなんですね。 
 T中氏は、それらはゴミの当日に捨てに来る事を、不動産屋にのみ言い残して大家には、何の断りも無く、トラックに乗って行ってしまったのです・・・。
引っ越し.jpg【このカットのように、あわただしく行ってしまった、T中氏・・・。今思い出しても、ムカムカ★】 結局、ゴミの処理をするのは誰・・・???
 その土地に住んでいる、大家さんではないでしょうか。 (-_-;)
 そしてやっぱり、ゴミの日には来なかった・・・。 (T_T)

 そのまた後日談、実はT中さんは 家賃滞納 をしていたらしいのです。 (^_^;)
 ・・・それで不動産屋さんから立ち退きを迫られて彼は、出て行ったそうなんですがその穴ぼこ
 不動産屋さんとの話し合いの上、お風呂の穴は不動産屋さんが持って、壁の穴(2方向)は、はわゆサン達が持ちました。
 ・・・というのは、実は契約書に。
「壁の損傷などは、金○円にて、不動産屋さんが賃貸人より賠償をさせる」 
 と、書いてあったのです。
 ・・・それじゃぁ、壁4方向、ボコボコに穴を開けられても、○円で丸く収まれと言うんか~いっっ!!!
画像-458.jpg【こんな輩は、刈っちゃってください、林せんせぇ】
 結局
 契約で、月々『修繕費』なるものを、不動産屋さんが家賃の内から積み立てる・・・という契約でもあった為、そのお金を返してもらって、賠償金をもらって、はわゆサン達は自費で、修繕を致しました。
 工事が終るまで、気を張って頑張った・・・昭和一ケタ母に、幸あれ。
 以前は、住む家を大切にして引越しされる方が多かったのですが★
 時代の流れか、家も消耗品になっていくんですね・・。 (-_-;)
 さみしい。

 ところでゴミといえば、はわゆ家の暮らす『小金井市』。 ・・・8月から、とうとう、ゴミ有料化が始まったりして★
 今まで、2回に分けて出していたゴミを、収集日には変更はないのですが、やっぱり1回にまとめたりして、アパートの住人達も工夫をしている様子。

 ゴミ袋1枚、幾らですもんね。 (-_-;)

 ちなみにこの辺りでは、ペットボトルや牛乳パックは、スーパー(その他図書館とか、公共施設)などで、引き取ってもらうのが主流です。
 プラスチックのトレイなど、リサイクル出来るモノにはリサイクル・・と勤めていますが、コンビニのゴミ箱は、店内へ引っ込められてしまいました。
 ・・・どうも、家庭ゴミと明らかに判るモノを、捨てていた事が発覚したらしい・・・。
 気持ちは判りますが、ここは一つ、ルールを守りましょうよ。 (^_^;)

フォトショップ.jpg【はわゆサンが初めて買ったのは、「2,0」のエレメンツ。 その後、4.0を買って、2010年には「7.0」の時代へ】 さて、この『はわゆの日々』もどうやら、40回目を迎える事が出来ました。
 ・・・振り返れば、40回もあれこれと書いて来ては、林先生に間違いがないかなどと、チェックをしてもらい。
 テーマを決めて、写真を撮って、フォトショップで編集をして、自分1人でサイトアップを繰り返してきた・・・はわゆサン★  (・_・;)
 孤独で、地道な作業でした・・・。
 思ったよりも、さしたる感想を戴くこともなく、質問も余りなく。
 教え子(・・・代理なので今でも、その言葉に実はあんまり、ピンと来ない)にも、作ってるのを見ましたよー・・・てな位のコメントしかもらえず。
 それでも淡々と、サイトアップを繰り返して来たのですが、それなりの感慨はやっぱりあります。
 ネタに詰まったり、こうして殺陣とは全く違うネタを披露したりと、色々ありますが・・・。
 まだまだ続くと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

 さて今回は、大河ドラマにおける『殺陣の特訓』についてのお話です。

 過去、はわゆサンは様々な時代劇の殺陣特訓助手を、務めてまいりました。 (^_^)v
元禄繚乱.jpg【赤穂浪士のお話だった、元禄繚乱。 ・・・実は「討ち入り」のシーンの撮影の折、赤穂浪士は47人いたのですが、斬られ役は、たった5人だったのです・・・★ うーむ、思い出すもオソロシイ】 初めての特訓助手体験は、『元禄繚乱』だったでしょうか・・・。
 この時はタッキーこと、滝沢さんにはお会いできませんでしたが、今井翼さんには、お会いしました。
 そしてこの度、『義経』本放送で、翼さんは『那須与一』役を演じられた訳ですが、大人になりましたねぇ~…。 (^o^)丿
 はわゆサン、ビックリです。
 翼さんは今回は、(那須与一なので)林先生から弓指導を受けていました。

 時代劇での『殺陣の特訓』というのは、他の番組ではどんな感じなのでしょうか・・・。
 はわゆサンが携わった限りでは、大体2時間。
 今回の上川隆也さん(「功名が辻」)の場合では、信長の時代なので、槍の稽古・半分。 そして、体術の稽古が半分、という特訓メニューでありました★

 もっとも、体術の稽古は林先生が・・・これは別に、必修にしている訳ではないのですが★

 『大東(だいとう)流・柔術基本10本組手』の稽古を、しています・・・。
 これは、武蔵を演じた市川海老蔵(当時は、新之助)氏も、現在は義経を演じている滝沢さんもみんな、体験されました。

 大東流柔術とは、会津藩御留流(御留流については、はわゆの日々・第14話『木の葉返し』と『乙女』参照)のテクニックでありまして、現在の柔道や合気道の大本になるテクニックですが、柔術で一番古いのは、竹内(たけのうち)流のものだと言われています。

 古(いにしえ)の技を、体得するのにはちょっと大変……★
 ですがそこはまぁ、体験という事で役者サン達に、技を覚えてもらおうという訳ではありません
 ただ、戦国時代は勿論古い時代ですから、その頃から、こんな感じの技を使って侍は生きていたのかなぁ・・・と。
135315416_1.JPG【皆さんに体験して戴いた技は、こんな巻物に書かれて、伝えられていきます。これは大東流秘伝目録】 その匂いを嗅いで戴いて、それを演技に生かしてもらおうといった処です。 (^_^)v

 実際、あの時代には・・・侍はそれらのテクニックを、研究して使う人も居たでしょうし、自然に使っている・・・そういう人も居た事でしょう。
 ・・・それ程、生き抜くのが困難な時代だったと、思います。
 侍の時代は、封建の世の中です。
 会津藩・御留流のテクニックも、役職によっては教えてもらえない技だってあったのだ・・・そうな。

40-2.jpg柔術の稽古はまず、手解き(手を掴まれての技)から。 握手のようにして、相手の手首を握るやり方は、「綾持ち」と呼ばれる

40-3.jpgこれは、お互いに並行の手を握っているので、「準手持ち」

40-4.jpg相手の、どちらかの手を両手で握るから、これは両手持ち。ここから、すべての技の稽古が始まる


 『入身投げ』は、現在は合気道では身分を問わず、どんな方も教えてもらえる筈ですが。
 ・・・あ、でも段階を踏んで教えて下さるのでしょうから、通い始めてすぐに習える訳では・・・ないとは、思います。 (^_^;)

 ただ、会津藩の時代では、家老以下はこのテクニックは教えてはならないという決まりが、あったそうです。

 ・・・ちなみに、これらのテクニックは、例えば『小手(こて)返し』
 詳しい方は、お分かりでしょうが、『平行の手』で掛けたり、『綾持ちの手』で掛けたり、『両手で掴んで』掛けたりするそうですが、ある流派では例えば、『綾持ちの1手』5千円くらい、教授料をお支払いするのですって・・・。 (T_T)
 同じ技なのに・・・
 ここで言えば例えば、最初の手の持ち方が変わっただけでしめて全部で、1万5千円・・・。 (゜o゜)
te_03.jpg【小手返し:右手を、右に深くねじっています★】 林先生は、それらの技を、惜しげもなく教えて下さいます。

 例えば、合気道の技も、実はその技は全て刀から発祥した技なのですって。
 はわゆサン、最近一生懸命『1ヶ条』や『2ヶ条』・『3ヶ条』・『4ヶ条』まで技を習っているのですが★
 それらの技は、まずは『自分は帯刀しておいて、相手が、自分の刀を奪おうとした(!)』・・・というシチュエーションで、稽古は始ります。
 まずそのシチュエーションで稽古をして、それから、その同じ技を『素手』でやってみますと・・・ナルホド・成る程、本当だぁ・・・。 (゜.゜)
 ビックリの、連続なのです。

 手技もそうですが、足技もしかり☆

 はわゆサン達は、古流の柔術の足技などもやりますが、ホント。
 人間はいかに強くて弱いか、気付かされます。 (^_^;)
 性格で言ったら、良い面があれば、悪い面があるようなものでしょうか。
 ですから柔術の稽古は、どの役者さんにも『面白い』と、人気があります。
 ・・・やはりかつて、これ等の技を駆使して生き残って来た侍の息吹を、感じるからでありましょうか・・・。

40-5.jpgこれは、「一ヶ条(流派によっては、呼び名が異なる)、つまり肘押えの稽古。 刀を抜かせまいと、相手の手首に手を掛けた!

40-6.jpg相手の手首を、右手を「右に回しながら、合谷で」つかみ、まずは一発、柄頭で当身!

40-7.jpg相手が、「うっ・・・」となったところを、左足を「左裏入身というステップで運びながら」、相手の肘を斬りおろす


 そして殺陣の特訓では、やっぱり体慣らしの稽古も致します。

 相手の攻撃に対して、同時に3つの動作を行うなど、別に頭の体操ではないのですが★
 侍には、実際そうした行動が身に付いていたでしょうから、そのちょっとした訓練を行なうのです。
 ・・・それを身体が覚えるのにはやっぱり、少し時間が掛かるのですが。
 その後に技の稽古をすると、全く何もしないよりは違って、よくに付くのですね。 (^_^)v

 それでも、殺陣の特訓の回数は結局、そんなに何回もやれる訳ではありませんので、役者さんの中には、自ら特訓の他に、『若駒アクションクラブ』の稽古に参加された方もいらっしゃいます。
新撰組.jpg【このひた走っている姿は、監督のイメージで作られたオープニングだったのだそうです】 『新選組!』の時は、その人数も、多かったです。
 新見錦さんとか、山南さんとか、藤堂平助さんとか、尾関さんとか、源さんとか。
 井上源三郎役の小林隆さんは、随分熱心に通ってらっしゃいました。
 やっぱり、あれでなくっちゃなぁ・・・と思います。

 それにしても★
 それは一応…女性ではありますが、はわゆサン。
 今回、武劇館(林先生が、構えている稽古場)女性・初(!)の指導員になりまして、勿論、一応はプロ(!)・・・の筈なんですが★

 上川さんとか、はわゆサンが受身をとったりすると、「危ない!」と、気遣って下さいます・・・。

 巴御前役の、小池栄子さんもそうでした…。 (^_^;)
 唯一、褒めて下さったのは『利家とまつ』の特訓の折。
 唐沢寿明さんだけが、「綺麗な受身を、取ってるなぁ…っ!」と、言って下さいました。
 本人一応、プロの積りなのですが、まだまだ・・・という事なのでしょうか。 (^_^;)
 すみません、頑張ります。 
 それでは、今回の『はわゆの日々』はこれまで。

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