『柳生新陰流』への旅路。~7月~

 前回の更新から、ついにまた3ヶ月も過ぎてしまいました…。 (^_^;)
 体調的には、まずます。 風邪さえ引かなければ、乗り切れそうな昨今ですが、皆様いかがお過ごしですか? お久しぶりですっ、はわゆでっすっ!! (^_^)v
画像-015.jpg【こちらは前年に尋ねた出石のお寺。 田辺聖子さんの小説を読んで、ずっとあこがれていたので】
 とある6月の、ある日の事です。
 タレント養成所の休校日と、お三味線(&お筝)の休みが偶然、重なりました。
 世間様には、ゴールデンウィークなんてシロモノもあったそうですが、はわゆサン的には昭和一ケタ母が亡くなって以来、休日なんて、ない、ない、なーーーーいっ!!!
 片付け物(昭和一ケタ母の遺品・他もろもろ)だけで、はわゆサンの休日は、跡形もなく吹っ飛んでなくなってしまう日々でした。
 胸のウチには、『遊びたい』フラストレーションが、グツグツ煮詰まっています。
「・・・そうだ、旅へ行こう…」
 と、まるでCMのコピーに乗せられたが如く、いきなり、がぜんその気になったのが・・・滝のように雨が降るまくる、水曜日の午後の事でありました。

 振り返れば、はわゆサン★ 昨年の11月の末に、旅には一応、行っていたのです。
 小説で読んで憧れて、「一回、行ってみたいな~☆」と語った場所は、過去に数知れず★
 でも、その度に。

「私が貴女の年の頃には、そんな事が出来る時代じゃなかったのよっ(第二次世界大戦があったから)。 そんな事がしたいなら、私が死んでからにしてチョ~ダイっ」

yagyu_02.jpg【柳生街道です。 森林浴には、最高! お水が、キレイ☆】 ・・・そう昭和一ケタ母に、言われ続けて、ウン十年。(^_^;)
 こんな(旅行なんて)事したら、もしかしてあの世からも、あの方は立ち戻り。
 枕元にでも根性で立って、やっぱり昭和一ケタ母は、はわゆサンには苦言を申すのかな~・・・と、思っていたのですが。
 ・・・そんな事はやっぱり(?)、起こりませんでした★
 まだ昭和一ケタ母も、あの世に行って期間が短い(1年経ってないし)から、まだ修行が足りないのかも・・・。(゜_゜)
 「あぁ、ホンットーーーーっにっ、昭和一ケタ母は、この世の人では、なくなってしまったのねぇ…」

 そんなこんなで時が過ぎ、あの時の旅行(出石・城崎・姫路の旅)は、それはそれで『達成感』を伴ったものに★
 だけれど、旅のラストで大風邪を引きこんじゃって寝込んでしまった・・・なんて事も、ありました。 (^_^;)

 それから、あーーーっというまに、もう6月。 天気予報を見ると、明日・明後日から週末までは、晴天が続きそう。 (^_^)v
 明日は(木曜日)だから、ゴミ出しだけして、出掛けちゃおうかな~っ。
 そんなこんなで、はわゆサンは飛び出したっ。 天気は上場、晴れ女なんだよね、はわゆサン★
yagyu_05.jpg【柳生の『天乃石立神社』の巨石。 この隣りに柳生一刀斎がぶった斬ったとされる、一刀石があります】 ・・・でも、はわゆ兄はビックリしたらしい。
「もしかしたら、行っちゃうよ」 (^_^)v
 とは言っていたけど、ホントに妹が思い立って(ウィークディなのに)、行っちゃうとは・・・っ!!
 実家の仕事(&家事)は一体、どうなるんだっっっ!!!
 ・・・食卓には、こんな走り書きが、はらりと一枚残されておりました。
「天気が良いので、旅に出ます。 宿が取れていないけれど、多分、笠置温泉あたり」
 はわゆ兄は、自分も長期旅行に(昭和一ケタ母が亡くなってから、2.3度ほど)出たりしているので、妹にそれは、文句は言えない。 (-_-;)

 うきうきとしつつ、はわゆサンは新幹線で、まずは京都へ。
 京都から奈良まではJRで移動したのですが、奈良に来たのなんて、20代前半に友達と斑鳩の郷(いかるがのさと)に行った時以来かも。

 車窓は明るく、奈良は古い土地柄のせいか、漢字と地名が一致しないモノが多いようです。

 なので、駅名を見るのも何やら新鮮。 v(^_^)v

「そういえば、お筝で平城山(ならやま)って曲が、あったなぁ・・・」

yagyu_04.jpg【柳生の庄にある、造り酒屋。 大河ドラマにちなんだのか、銘酒『春の坂道』が売られています】 2005年度に行われた、劇団ひまわりでの『アクション発表会』。 以降、このイベントは毎年続けられています。
 ・・・で、アクションに合わせてBGMの方も色々と、今年は講師の方で指定する事になりました★
 演目のトリを飾るのは、『アクション中・上級』チームです。 参加チームの中で、一番鍛錬を積んでいるので、殺陣も『刀法』はもちろん、『小刀の使い方』あり、『二刀流』あり、『薙刀』ありと、盛り沢山なメニューで取り組ませました。
 そのBGMには『筝曲が合うだろう』という事で、劇団側にまずCDを用意してもらい、林先生と2人で選曲をしたのでした。

 その中に、『平城山』って曲が、たしかにありました。

 車窓から駅名を眺め、もう既にビールを片手に、旅情気分。
 昼食時でしたが、せっかくなら奈良に行ってから摂ろうとシャレ込んで、その時はお軽く、カレーパンなんか齧っていたのですが★
 ・・・はわゆサン、その時はまさか、こ~んな事になるとは思ってもいなかったのです・・・。 (T_T)
yagyu_01.jpg【今回の旅の目的は、柳生新陰流の里を訪れる事と、新陰流に触れる事でした】 JR奈良駅に着いて、まずは今夜の宿と、ロードマップを手に入れる事にしました。
 世の中の駅という駅には必ず、観光案内所という奴がある筈。
 なに、奈良は観光地。 宿なんて、すぐに見つかるさ。 (^_^)v
 ・・・意気揚々と、はわゆサンは案内所に顔を出し、柳生観光ロードマップと一緒に、一夜の宿を求めました。 ・・・ところがっ!!
「ここでは、お宿は世話をしていません。 あちらで、ご相談下さい」
 との案内所の言葉に、振り返ればそこには、駅の『みどりの窓口』『○○旅行』という大手旅行社の旗が立っています。
 はわゆサンはそこでこんな、とんでもない台詞を聞いたのです。
「柳生の郷周辺の宿泊施設は、当社では提携を結んでいる宿がない為、ご紹介出来ません」
 旅行社のその、たった一言で、『え~~~~っ!!!』
 う、うそ・・・。 (^_^;)

「旅行社って所は、日本全国何処でも、世話してくれるんじゃないんですかっ!?」

柳生.gif【柳生の地図です】 色々言うも、時計を見るともうそろそろ、午後の2時半を回る辺りです。
「こりゃ、現地調達するしかないのかしら・・・」
 普通、この時間で見つからなかったら、もしかしてやっぱり、
 野宿・・・???
「柳生の庄って、6月はまだ、寒いんじゃぁ・・・」
 ・・・心細くも、とりあえず先を急ぐ為に、はわゆサンはバス停に向かう事にしたのでした。

「早く辿り着かないと、暗くなっちゃうっ」

 胸を轟(とどろ)かせる・・・、はわゆサン★
「そもそも、柳生の庄って一体、どのへんの事を言うの・・・???」

 地図を見ると、『大柳生』『柳生』という地名が、あるのです。

 見所は『柳生』の方が多いようですが、『大柳生』って、『柳生』と何か関係があるの・・・???
 このまま行って、CX『田舎へ泊まろう』の世界になったりしたら、どうしよう・・・。
 泊まれるならそれでも・・・などと虫の良い事を思いつつ、駅前のバス停を訪ねました。
yagyu_03.jpg【同じく、柳生街道・・・。 十兵衛とか歩いてそうな山道が続く】 さすが、JR奈良駅。 かれこれ、バスの本数は相当多いよう。
サケイシマチって、どの番線からバスが出てますか?」
 バスの案内人に尋ねたところ、こんな返事が。
「は? そんな地名、あらへんわ」
 柔和な関西弁で叫ばれ、はわゆサンも心なしか緊張。 見ていたガイドブックなんかを、見せたりして。
「あのっ・・・、この字なんですけど★」
「あぁ、なんや。 砕石町(わりいしちょう)やったら、○番バスで○個行ったトコや」

 バスに乗り込み、砕石町で降りました。
 降りたは良いものの、目指す『柳生街道』への道標(みちしるべ)も何も、ありません。
「観光地なのに、不親切じゃんっ」 (;一_一)
 1人、プンスカ怒りながら、とりあえず『志賀直哉の住居跡』に行ってみる事に。

 そこが開いていれば、柳生街道への道を教えてもらえる・・・と思ったのに、この日は休館日でありました。 (T_T)
 平日の、盛りを過ぎた日差しの射し掛かる奈良の人通りは更に少なかったりして、困りまくった・・・はわゆサン★
「誰か、おしえてっ!!!」
画像-036.jpg【柳生街道の岩に掘られた朝日観音】 結局、昭和一ケタ母達が、かれこれ25、6年ほど前に使っていたらしい奈良のガイドブックを参考に、かなりな大廻りをしてから目指す柳生街道に入る事が出来ました。 (ようするに、自力・・・)
 古い地図のせい(それは、20年以上前のモノです)から、入り口を探すのにも、かなりウロウロ。
 道歩く人に『柳生街道』を聞いても、何故か知らない人ばかりで、仕方なく近辺のお寺で(拝観もせずに)尋ねたのでした。
 柳生街道の入り口は、古い石畳で奥深くずっと、続いております。

 柳生街道は、どうも磨崖仏の多い土地柄らしく、夕日観音だの、寝仏など、あとは荒木又右エ門が試し斬りをしたという、いわくつきの首切り地蔵なんてのがあり、それらを観光します。

 そして途中ではまったく、誰一人として、すれ違う事はありません。 (-_-;)
 時計を見るともうぼつぼつ、午後の4時を過ぎた頃。
柳生街道.jpg 砕石町から忍辱山円成寺までが『滝坂の道』ルート。 そこからいよいよ柳生へと入る『剣豪の里コース』。
 以上、2ルートを合わせて『柳生街道』と呼ばれているのですが、『滝坂の道』は、山道を11キロで、『剣豪の里コース』は9キロとあるけれど、夕日は傾いて来たしで一体これからどうなる・・・???

 石切り峠を過ぎた辺りでたしか、『峠の茶屋』というのがあると、ロードマップに。
 江戸時代から続いている茶店だそうで、茶代もなく飲食してしまった人達が当時、お金の替わりに槍とか武器を置いていっちゃったとかで、現在はその茶店に、それらの武器が展示されているらしい。

「槍とかも見たいし、お腹もすいたし、土地の人が代々やっている茶屋らしいから、何か宿の情報が得られるかも」

 ・・・・・・・・・・って思って、期待をしていたのに★ 『峠の茶屋』は何故か、とっくに閉まった後でした。 (^_^;)
 っていうか、『今日は、お休み・・・???』とばかりに、たそがれているんです★
茶屋.jpg【峠の茶屋では、わらび餅が食べられるらしい】 考えてみたら、今の今まで誰とも擦れ違わない柳生街道の、ウィークディの夕方です。
「そんな時間に店なんか、開いてないわな~・・・」
 しくしくと泣きながら、空きっ腹を抱えて先を急ぐ事にしました。
 哀れんでくれたのか、狸が2匹、道の向こうを素通りしてくれたりして。 (-_-;) 

 後で聞いてみたところ、この辺りでは最終のバスが出てしまうと、店という店は軒並み、閉めてしまうだそうです。

 観光客は大抵、路線バスでやってきて観光をして、次なる土地に行ってしまうのだそう。
 柳生に宿泊する人の数も、そうは多くはないのだとか。
 ・・・そんな事に思い至らないのが、東京モノの浅はかさ。 浅はかなくせに、その辺が根性というべきか。 (-_-;)
忍辱山円成寺.jpg【滝坂ルートのラストを飾るのは、忍辱山(にんにくせん)円成寺】 忍辱山(にんにくせん)円成寺に到着したのは、午後の5時のちょこっと前くらい。
 本来ならば拝観料が必要なのですが、受付には誰もいなかった(!)ので、中にある国宝級の仏像だけ拝んで、出てきました。
 電気も付いていないし、日暮れ時でしたから仏像も暗くて、良く見えませんでした。 (^_^;)
 ・・・途中、食事処は(峠の茶屋も含めて)全部閉まっているし、自動販売機も山道にはないしで、飢えに飢えてしまい。
「誰か、私に何かを売ってくれ~・・・」
 山道に継ぐ山道で、途中、通り掛かりに幾つか畑くらいはあったのですが。
 お茶畑が多いのか、そしてここでは豆がよく取れるのか、そんなモノだった畑の傍とか、路上販売をしているんだけれど★

「豆は、生じゃ食えない~~~っ…!!!」

一刀意思.jpg【柳生一刀斎がぶった斬ったとされる、一刀石☆】 ・・・こういう時に限って飲み水はあるものの、食料を全く(!)持ってきていなかったのです・・・。 (T_T)

 忍辱山から『剣豪の里コース』に入る道がわからず(!)、そこからはバス道路をとぼとぼ。
 途中、奈良方面に行くバスが(思い直して、奈良方面へ帰るか?と)合図を送ってくれましたが、ここはせめて(温泉は無理でも)柳生に絶対に泊まりたくなってしまった・・・はわゆサン★
 コケの一念で、もうろうとしながら、そこそこマシなバス停を発見したのでした。
 ・・・今までは、『バス停』の札しかない処ばかりだったのですが、そこは一応『バスステーション』なる名称になっています。
 ともかく、ノンアルコールの自動販売機と、電話ボックス(&電話帳)がありました。
 とにかく『柳生』という文字だけを頼りに、たった一軒掲載されていた宿で、一夜を過ごす事が出来たのでした。 (^_^;)

 翌日は、とてもよく晴れた朝でした。
 夜中は蛙の合唱を聞きながら眠り、宿のお姉さんが(昨日の惨事を聞いて)、弁当をサービスで持たせてくれたました。
 それをしょってトコトコと、まずは忍辱山までバスで戻ります。
yagyu_10.jpg【宿の夕食。 右の青い葉っぱが、民宿自慢の『朴葉寿司』。 昔はこの辺りの名物だったそうだけど、現在ではもうこの店でしか、作らなくなってしまったのだとか】 土地の人に聞いて、ようやく『剣豪コースの入り口』を発見(!) 再び山道へと、足を踏み入れたのは良かったのですが★
「夕暮れとか、山歩きは控えた方が良いよ」 との、土地の方からのアドバイスが。 (^_^;)
 実は6月にもなると、山には『まむし』が出るそうで、そういえばその日は、蛇を1匹目撃してもいたりして。(『山かかし』らしい)
 前日には、夕方5時まで山歩きをしていたので、ちょこっとゾッ(!) 
 それでも、夜支布(やぎう)山口神社などを通る『剣豪の里ルート』で山歩きを終え、ラストに家老屋敷や、柳生家の菩提寺である『芳徳禅寺』や、『一刀石』などを次々と観光。
 沢庵和尚(大河ドラマ『武蔵』でも、登場)の名前も、柳生の庄ではもちろん、前回の旅行先の出石(いづし)でも見ました。
 結構、全国津々浦々、お寺を建てては移動を繰り返した人生だったのですね。 (^_^)v
 旅先で、顔見知りに遇ったように嬉しく、思ったものでした。

 『芳徳禅寺』では資料室があり、かつて稽古をした事のある『九箇の太刀』など、柳生の秘技を伝える巻物などが、ずらりとガラスケース越しに展示されておりました。

yagyu_07.jpg いやぁ、ついワクワクしちゃったんですけど、興味ない方には、ただの薄汚い巻物なのでしょうねぇ。 (゜_゜)
 柳生の庄といえば、『正木坂道場』を見なくては、お話になりません。 ・・・ですが建て直されたばかりらしくて、建物はペカペカ(!)
 昭和一ケタ母が撮影した、20年以上前の写真の方が、味があって、趣(おもむき)があるような。 (^_^;)

 その後、柳生からJR笠置駅までハイキングコースを(マムシに怯えながら)歩いたのですが、せっかくなので途中にある『笠置寺』も見物する事にしました。

 お昼は柳生で摂ったのですが、山道を歩きまくった胃袋には、『よもぎ蕎麦』1枚ではどうも、足りなかったみたいで。 (^_^;)
 相変わらず、ほとんど人はいなかったので、笠置寺の磨崖仏の前で、宿のお姉さんの作って下さった弁当を、頬張りました。
 ところで、柳生の辺りでは昔からよく『朴葉』が取れたらしく、昔は弁当もこの葉で包んで、持ち歩いたのだそうです。
yagyu_06.jpg【これが有名な、正木坂道場】 でも昨今は、山の手入れが行き届かなくなってしまい、朴の樹木はすぐ、大木に育ってしまうのだそうで、そんなに背が高くては、朴の葉はもう人の手では容易には摘めなくなってしまったのだそうで。 (T_T)
「でも、うちはお父ちゃんの味を伝えたいし、土地の食べ物を伝えていきたいので」
 と。 宿のお姉さんは、朴の葉をわざわざ市場で買って、『朴葉寿司』を作り続けているのだそうです。

 ・・・いやなに、朴の葉に、酢飯を一盛。
 アサリの佃煮とか、ツナや紅しょうが、錦糸卵なんかを乗せて、柏餅のように挟むだけの代物ではありますが、食べる時には箸を使わず、かぶり付いてゆくせいか、朴の香りが良く素朴な味がします。
 お弁当の方は、もっとアッサリ。
 朴の葉に、ご飯が一盛。 きゃらぶきの佃煮が、ご飯の上に乗ってました。

 笠置寺には、高さ15Mの岩に掘られた本尊弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)があり、このお寺には僧侶達が、身を清めようにも、滝や水はないのです。

 そのかわりに、巨石の間を通って身を清めるとか(『蟻の戸わたり』という名の巨石)で、とにかく、やたら巨石ばかりある広いお寺でした。
笠置寺.jpg【笠置寺】 柳生の庄の方でも、芳徳禅寺の側に、柳生石州斎が試し斬りしたという『一刀石』があります。
 その、あまりの大きさに。
「石州斎が斬ったって、それは、嘘でしょう・・・」 (^_^;)
 と思う・・・はわゆサン★
 そういう、素材の石なのでしょう(おそらく)。 真ん中から、パックリと割れているのです。

 そんな石も、あちこちで見かけ、笠置寺でしみじみ、こんな事を考えていました。

 人は何故、こーんなに大きな壁に苦労をして、仏様を彫ったのでしょうか・・・。

 それは、やっぱり。

「地震でこの崖が崩れたら、とんでもないことになっちゃうって、思ったからかなぁ・・・」

yagyu_09.jpg【笠置寺の『ゆるぎ石』;有事の為に、こーんな山の上までわざわざ(!)石を運んだのに結局、戦に使う前に(すぐ負けた)ので使い損ね、なので現在も、ここにある。(大きくても、人の手で動かせるんですって)】 だから、地震があっても、『崩れないようにお願いします』・・・って。
 そんな祈りを込めて『仏様を彫った』ってことは、ないのかなぁ・・・。 (^_^)

 太古のロマンに浸りすぎてしまったのか、結局笠置温泉には、楽しみにしていたにも関わらず、入れず仕舞い。
 でも、とても有意義な旅行でしたが。
「旅は早めに家を出て、宿は決めておいた方がよいような・・・」
 そんな教訓を胸に、はわゆサンの一泊旅行記は、とりあえず終了・・・! 
 この旅行での心残りは結構あるけれど、一番のそれってのは、正木坂道場に入れなかったこと・・・!
 せっかく、柳生新陰流のアンチョコを全部、持っていったのにねぇ、残念(!) (^_^;)

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